慢性腰痛に悩む人へ|マッサージ×鍼灸の相乗効果で根本から改善

鍼灸

腰痛の原因を理解しよう

腰痛で一番多いのは、やっぱり筋肉の凝りや疲労が原因のケースです。デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢をずっと続けていると、腰の筋肉にかなりの負担がかかります。そうすると筋肉が硬くなって血の巡りが悪くなり、痛みが出てくるんですね。

それから、猫背とか姿勢の悪さ、骨盤の歪みも見逃せません。背中を丸めたまま過ごしていると、背骨や骨盤のバランスが崩れて腰に余計な負担がかかってしまいます。

意外と知られていないのが、生活習慣の影響です。運動不足で筋力が落ちたり、体が冷えて血流が悪くなったりすると、慢性的な腰痛につながります。ストレスも馬鹿になりません。ストレスが溜まると自律神経が乱れて、筋肉が緊張しやすくなるんです。

マッサージで何が変わる?

マッサージの良いところは、凝り固まった筋肉をほぐして血流を良くしてくれることです。整体や整骨院で施術を受けると、筋肉に適度な刺激を与えて全身の血液循環が改善され、腰痛が楽になっていきます。

それに、マッサージにはリラックス効果もあります。体がほぐれるだけじゃなくて、心の疲れまで取れるんですよ。副交感神経が働いて、日頃のストレスが軽くなります。

わざわざ整体に通えない人でも、家で簡単にできるセルフケアがあります。仰向けに寝てテニスボールを腰の下に置いて体を動かしたり、手のひらで腰のあたりをクルクルとマッサージしたり。こういう小さなケアでも、続けると結構効果を感じられます。

鍼灸は何に効くのか

東洋医学の考え方だと、腰痛は体の中を流れる「気」が滞ったり、血の巡りが悪くなったりすることで起こるとされています。鍼灸では、経絡というエネルギーの通り道にあるツボを刺激して、この「気」の流れを良くしていきます。

鍼を刺すと副交感神経が働いて筋肉の緊張がほぐれ、血流も良くなります。これで慢性的な腰痛やストレスからくる症状が和らぐんですね。老廃物も流れやすくなるので、冷えや痛みの元から改善できるわけです。

腰痛に効くツボはいくつかあって、腰にある「大腸兪」や「腎兪」は定番です。足の「足三里」も疲労回復に良いので、日常的に押してみるといいですよ。

マッサージと鍼灸、一緒にやるとどうなる?

マッサージと鍼灸は、それぞれ違う角度から腰痛にアプローチします。だから両方組み合わせると、効果がグッと上がるんです。

まずマッサージで筋肉を柔らかくして血行を良くしてから、鍼灸でもっと深い部分に働きかける。
表面的な筋肉の緊張はマッサージで取って、体全体のバランスは鍼灸で整える。こうすることで腰痛の根っこにアプローチできるので、痛みが戻りにくくなります。

逆に鍼灸で全身の調整をしてから、腰のマッサージという流れもあります。
痛みが強い場合には、こちらのほうが満足感が大きくなります。特に長年の慢性腰痛には、この組み合わせがかなり効きますね。

快適に過ごすためにできること

腰痛を予防するなら、まず普段の生活を見直すことです。座るときは背筋を伸ばして骨盤をまっすぐ保つ。これだけでも腰への負担が減ります。あとは適度な運動ですね。ウォーキングやストレッチを習慣にすると、筋肉が柔らかくなって血流も良くなります。

体を冷やさないことも大事です。特に腰は冷やさないように。お風呂にゆっくり浸かる習慣をつけるといいでしょう。

なかなか良くならない慢性腰痛なら、やっぱりプロに診てもらうのが一番です。整体、整骨院、鍼灸院、どこでもいいので信頼できるところを探してみてください。口コミをチェックしたり、初回にちゃんと話を聞いてくれるところを選ぶと安心です。

三愛治療室は整体・整骨・鍼灸の3つとも対応していますので、お近くの方はお任せください。

結局、腰痛との付き合い方は人それぞれ。自分でできるケアとプロの施術をうまく組み合わせながら、自分の体に合った方法を見つけていくことが大切です。痛みがひどいときは無理せず、早めに相談してくださいね。

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